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【転移性脳腫瘍】

転移性脳腫瘍とは


転移性脳腫瘍は、脳以外の部分で発生したがんが転移した腫瘍です。転移性脳腫瘍を引き起こすがんは順に、肺がん・乳がん・腎がん・直腸がん・胃がん・大腸がん・頭頸部がん・肝臓がん・子宮がん・甲状腺がんとなっています。特に肺がんや乳がんからの転移が多いのが特徴です。近年、日本人の平均寿命が延びてくるとともに、転移性脳腫瘍の患者さんの数も増加傾向にあります。

転移性脳腫瘍の治療

転移性ですので、もちろん悪性の腫瘍ということになります。悪性の脳腫瘍は命にかかわってきますので、早期発見・早期治療が決め手となります。脳にがんが手にすると、さまざまな神経症状が現れます。とくに脳浮腫が強いのが特徴ですので、それにはステロイド剤で対応します。

原発がんには抗がん剤が効いても、脳には浸透しにくいので、治療には、手術や放射線療法が行われることが標準的です。腫瘍が3cm以上であれば手術を行い、その後に全脳照射が行われます。

肺

なお、手術を行えば脳浮腫が軽減しますが、多数の脳転移が見つかった場合は、元のがんが進行していることが多いため、やはり、放射線治療が中心になります。ただし、脳に異常がみられても、転移性脳腫瘍ではなく、ほかの病気が合併していることもあるため、診断のために手術が行われることもあります。

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